3回目の、シャンプー。

2022年2月27日  今日も来ましたイノシシ・パトロール。  「山際は異常無し、でいいですかね？カナデさん。」(今朝もサッパリしたわ、爽やか)  お散歩の後は、シャンプーですよ。    カナデがやってきてから3回目のシャンプー、 月に一度はお風呂の習慣。ジロさん忘れちゃうから、月末か月頭にしよう... 続きをみる

里親になって、2か月。

2022年2月26日   今日は優しい目をしている。  黒柴は顔も黒いから、写真で撮ると、どこに目がついていて、どんな表情をしているのかが写りにくい。  カナデさんがやってきてから2か月が経とうとしている。相互理解はかなり進んだ。  それでもカナデの少し困った行動サイクルは以下の通り。 甘えん坊 ... 続きをみる

未体験ゾーン。

 2022年2月25日   連日の快晴、お散歩日和。  カナデにとって、初めてとなる公園に車でやって来た。近頃では車移動も慣れたもの、「車で出掛けるよ。」と言えば僕の車の側で立ち止まる。(ハイ、抱っこでしょ)  後部座席にはダンボール箱の中に毛布が敷いてあり、カナデは箱に収まるとお座りをする。  ... 続きをみる

ボーイフレンド、できるかな。

2022年2月24日  夕陽に間にあった。   仕事を終えて急いで帰宅。 カナデ、さあ散歩だ、陽は、みるみる沈んで行くから速歩きだよ。  お、前方に赤柴発見、若そうだよ、カナちゃん。  一回り大きくて、可愛い顔した牡だ。 「はじめまして、お名前は？え、空海！立派なお名前ですね。」  なんと、真言宗... 続きをみる

職業、番犬。

2022年2月23日  僕が子供の頃の話。  動物の図鑑を見るのが好きだった。  犬の種類のページでは、使役の用途欄があって、愛玩犬、とか、牧羊犬、救助犬、警察犬、軍用犬、狩猟犬、ソリ犬、番犬、などと書かれていたのを憶えている。  幼な心に、ソリ犬とか、番犬とか人間に働かされて可哀想だなあ、と思っ... 続きをみる

春は、もうすぐ。

2022年2月22日  今日は、またずいぶんと数字の2ばかり並んだもんだ。  公園では河津桜の蕾がほころび始めていた。 ちょっと、せっかちが過ぎるような、嬉しいような。  カナデさん、5回目のドッグランに挑戦。   先客はセントバーナードと黒ラヴラドール。  ドッグランの入り口付近で、嫌がる場合も... 続きをみる

猪パト。

2022年2月21日  せっせとイノシシ・パトロールをするカナデさん。   山際の公園にはアカガシなどが植えてあってドングリがいっぱい。  これじゃあ、イノシシの食事をわざわざ提供しているようなもの。イノシシには罪は無いものの、子どもとか老人がイノシシにどつかれたら大変だ。 「カナデ、はい、オシッ... 続きをみる

三寒四温。

2022年2月20日  雨上がりの朝、カナデさんと日課の散歩。  寒さの中にも春の兆しがちらりほらり。 「カナデ、これはね、梅だよ。」  カナデは5月生まれだから、梅は初めてなはずだ。僕はカナデを抱き上げて、白梅の花の枝に鼻先を近づける。芳香を感じて(クンクン、クン)  しまった、両手がふさがって... 続きをみる

学び、時々仕事。

2022年2月19日  カナデさん、あなた近頃、お顔がオオカミっぽくなってきたね。  オオカミ好きなジロさんは大歓迎だよ。 約束していたイノシシの干肉も届いたからね。   僕はとりあえずイノシシ干肉を味見してみた。 ドッグフードは与える前に必ず味見をするのがジロの流儀。変な味、不味いものは犬には与... 続きをみる

ちょっぴり、モデル気分。

2022年2月18日  本日も快晴なり。  同じハーネスを使い続けて7週間、そろそろ洗濯しないといけない。 汚れてきた。  朝の散歩で雨に濡れると、夕方散歩までに乾かさないといけない。慌ただしい。 ハーネスの予備がなかったから新しく調達した。    実は唐草模様のデザインを僕は前から試してみたかっ... 続きをみる

O脚が気になって、その２。

2022年2月17日  後脚のO脚が気になってドッグランで走らせる。  疾走、という言葉がふさわしく、見ていると気持ちがいいし、当人、否、当犬も嬉しそうな表情だ。  前回からのつづき。  貸切状態からダルメシアンの2頭が入ってこようとしている。   先代犬の秋田犬もそうであったが、どうもダルメシア... 続きをみる

O脚が気になって、ドッグラン。

2022年2月16日  カナデさん、ドッグラン4回目。  貸切状態で全速力でダッシュ。 お一人様の時は、後脚と背中の筋肉の運動と、 呼び戻し訓練に心がけている。  数日前の朝のこと、「さあ、散歩に行こう。」 家をカナデと出ようと立ち上がってドアノブに手を掛ける。眼下のカナデを見て、あれ、リードが付... 続きをみる

山、再び。

2022年2月15日  「カナデさん、あなた、ホントに山好きだね。」 (アタシ、野生が目覚めるみたい) (ほら、みて、知らない草がいっぱい！) 「ああ、これはシダね。」 (食べらるかしら、パク、ムシャムシャ) 「これ、勝手に食べないの！」 (うわっ、マズ！) 「カナ、どうした？」 (特になんでもな... 続きをみる

如月の雨。

2022年2月13日  天気予報では雪の可能性もあったが今朝は雨。  先代犬の散歩習慣から3年のブランクがあるから、冬の雨の冷たさが堪えるなあ。  片手でリードを引き、もう片方で傘を握る。 横風強し、便を拾う時は傘を閉じて雨に打たれる。指先は冷えるし、電線からの大粒の雫が首襟の中に入った。   カ... 続きをみる

カナデさん、ハイ。

2022年2月12日  「カナデさん。」(なあに？)  呼ばれると、指示を待ちするカナデ。 先代の秋田犬ではチラ見したらすぐに視線をそらすのでシャッターチャンスを逃してばかりいた。  カナデは、ジッとこっちを見続けてくれる。 世の中の柴犬ってそうなのかしらん？  それにしても散歩の歩行はかなり上手... 続きをみる

カナデ流とは。

2022年2月11日  大型犬との交流を経験してきたカナデさん。  少しずつではあるが、自分から犬に興味を示すようになってきた。  夕方の散歩は浜へと向う細い裏道を選択。 途中で、何頭かのお散歩イヌとすれ違う。  カナデ以上に怖がって吠える小型犬を、ちゃんと無視してスルー。エライエライ。 曲がり角... 続きをみる

歯磨きプレイ？

2022年2月8日  歯磨きが嫌いなカナデさん。 6回目の歯磨き練習に挑戦。 「これ、なんだ？」(なんとなく、想像はつくのよ)  布製の指ぬきを裏返して、目の荒いほうを表使い。水で濡らしてある。  「これから歯磨きプレイをしますよ。」 (なにそれ？楽しいの？) 「楽しいよ〜、カナデがジロさんに歯を... 続きをみる

修行の道は続く。

2022年2月5日  カナデさん、今日は疲れちゃったかな。  犬を過剰に怖がらない、が、課題のカナデ。 もちろん、危険回避行動であり、不用心が過ぎても困る訳で、正常な行動ではある。  ただ、気の合う友達ができると、人生、否、犬生が明るくなることは、確か。 楽しいことは、良いことだ。  そういう親心... 続きをみる

カナデの仕事。

2022年2月4日  「さあ、カナデさん、仕事に行きますよ。」 (アタシも仕事あるんだ、初出勤！) 「 あなたの仕事は獣害対策広報係です。」  最近では山から住宅地の際までイノシシが出てくるから、山と宅地の境を守るのがミッション。  (ちょっと、ジロさん、アタシが怖がりなのは知っているでしょ、それ... 続きをみる

アーン、して。

2022年2月3日  節分の日はリアル鬼が出現。  ジロさんは、考えた。 なかなか歯磨きをさせてくれないカナデさん。    これまでの歯磨き練習は4連敗記録更新中、5回目こそは負ける訳にはいかない。ジロさんにも意地がある。  そこで、発想を転換して自主性を引き出し、遊びの中で結果的に歯磨きになる方... 続きをみる

夕陽、でしょ。

2022年2月1日  大丈夫、自信を持って。  犬同士の付き合い方に、今ひとつ不安感を拭えない月齢9ヶ月のカナデさん。  まだ若いんだから、自分の器をこじんまりと収めようとするのは、まだ早い。ジロさんが預かったからには、あと6ヶ月はビジビシ行くよ。  今日の散歩は、犬カオスの浜。 「カナデ、今日は... 続きをみる

山ガール、山が有る。

2022年1月31日  天気が良いのでカナデさんを近所の 山に初めて案内した。 「どうだい、カナちゃん、楽しんでいるかい。」(もうサイコーよ。ジロさん、アタシ、海より山の方が好きかも。)  さすがは柴犬だ、刈草に覆われ急傾斜も、軽々と登ってゆく。無駄の無い身体は雑木林の景色とよく似合うと思った。 ... 続きをみる

初体験。

2022年1月29日  カナデさん、今日は初体験が二つ。  ガソリンスタンドの洗車機を初めて経験する。    「ピピー、クルマヲ、ゼンシン、サセテ、エンジンハ、オキリクダサイ。」と、音声が流れる。  「カナちゃん、きっと驚いちゃうぞ。」後部座席でじっとしつつ、様子を伺うカナデさん。  「シャバシャ... 続きをみる

里親となって1ヶ月。

2022年1月27日  カナデさんが我が家にやってきてから、4週間が過ぎ、ジロ＆カナのコンビはだいぶ相互理解が進んだように思う。  お互いの性格、行動パターンは解り合えてきた。  カナデの当初の躾目標は下記の通り。 1、散歩の際に人の歩調に合わせられるようにする。 2、 四肢をおしぼりで拭かせる。... 続きをみる

シュワッチ！

2022年1月26日  翔ぶが如く。  寒い平日の朝に公園のドッグランにカナデを連れてくれば、貸し切り状態だった。  そうかあ。今日は犬の社会勉強はできないな。 ドッグランだけに、ここはカナデには駆け回る楽しさを存分に味わってもらうことにする。   おそらく、日本犬ならば3歳にもなれば、意味のない... 続きをみる

黒柴は見た。

2022年1月24日 「カナデ、台所には入っちゃダメだよ。」  料理中に灼熱の油がハネたり、包丁が落ちてきたりと、厨房は危険がいっぱい。  (ゴハン、まだなの？) 隙間から、ガン見してプレッシャーをかけてくるカナデさん。 「今ね、作っているからね。」と僕。 「キュイーン、キュイーン」(早く、早くし... 続きをみる

ドッグラン・デビューの日。

2022年1月23日  カナデさんは犬対し警戒心が人一倍、否、犬一倍強い。  それもそのはず、カナデを里子として迎え入れる前の、カナデのご実家では柴犬3頭暮らしであったが、3歳の赤柴犬の姉と互いに流血の大喧嘩を経験してきたからだ。  先住犬である6歳の母柴と3歳の娘柴のところに黒柴仔犬のカナデが加... 続きをみる

お願いだから、怖がらないで！

  2022年1月22日  朝の散歩は最寄りの砂浜まで歩くことにした。  浜に着くと、前方に赤柴犬を発見、カナデは遠慮をしつつも興味を示して10メートルくらいの距離を保ち様子を覗っている。  ロングリードを付けたその赤柴はどうやら牝らしい。顔の表情を見る限りは穏やかそうな性格だな、と僕は思った。 ... 続きをみる