カリブ海、みたいな。
2024年3月3日
ひな祭りの朝、散歩に西の浜へ行く。
風もなく穏やかな天気。今日はそんなに寒くはないぞ。
ふと、海水の色を見たくなってテトラポットの防波堤に登ってみた。
「ん?カナちゃん、怖いの?尻尾下がっているよ。」
(とこどころに隙間があるじゃない、なんかイヤ)
「えー、ここ、前に来た時は大丈夫だったよ。」
(うるさい、怖いものは怖いの)
「ハイハイ、じゃあ砂浜に移動するよ。」
(ルン、浜は楽しいわ)
尻尾が戻ってよかったね、カナデさん。
2024年3月4日
今朝は南の浜へ向かおう。
鼠径ヘルニア手術を受けてから6日が経過。
歩行距離を伸ばして、しかも大股で歩く。
腹筋に響く感触はちょうど良いリハビリなるかもな。
ワオ、今朝は海水の色がめちゃくちゃキレイだ。
「カナデ、写真撮るよ〜。」
(ハイ、どうぞ)
珍しく海水がカリブ海みたいな色だな、潮の関係だろうか。
カナちゃん、ずいぶんと大きい石を拾ったね。
(大きいと、やり甲斐があるのよ)
さて、遊んだ後はウチへ帰ろう。
帰り道で2頭のゴールデンレトリバーに遭遇。良く見るとまだ線が細く若そうだ。
「こんにちは。パピーちゃんですよね。何ヶ月ですか?」「生後7ヶ月です。」
「同胎の兄弟ですか?」「ええ、姉妹なんです。」「でも、大型犬を2頭同時に飼育し始めるとは、ずいぶんと思い切りましたね。」
「そうなんですよね、知り合いの家で10頭の仔犬が産まれまして、それで2頭を引き受けたのですよ。」
「10頭も!」
日本犬ならせいぜい4〜5頭くらいなのに、ゴールデンって多産だなあ。
「お名前は?」「濃い毛がナツ、薄い毛がソラです。「ほう、夏空ですね。ウチのはカナデ2歳と10ヶ月ですよ、宜しくお願いします。」
2頭同時に遊んで〜、押しかけてくれば、カナデは、(チョッ、ちょっと、順番に来てよね)
少し汗ったよね、カナデさん。