学び、時々仕事。
2022年2月19日
カナデさん、あなた近頃、お顔がオオカミっぽくなってきたね。
オオカミ好きなジロさんは大歓迎だよ。
約束していたイノシシの干肉も届いたからね。
僕はとりあえずイノシシ干肉を味見してみた。
ドッグフードは与える前に必ず味見をするのがジロの流儀。変な味、不味いものは犬には与えない。そもそも、ヒトとイヌの歴史は獲物を分かち合ってきたのだから。
ウマイ!滋味深い良いお味。イノシシ干肉はドッグ用の商品だけれど、水で戻してからカレーにでもしたら人間にも美味しいかも。
「カナちゃん、おいで、オヤツあげる。」
カナデは初めてのイノシシ肉ではないかな。
(この匂いは何?) 喜びのあまりピョンピョンと跳躍する。
「 カナデ、オスワリ、して。」(ハイ、しました!)
「ヨシ。」 (ガキッ、ポキッ、モグモグ、ウマッ!)
飲み込んだ後も部屋の中を走り回って歓喜狂乱するカナデさん。遥かなる縄文犬の記憶か?
盛り上がったところで、 さあ、散歩に出かけよう。
公園でビーグルさんに会った。牡の8歳でお名前はケンちゃんだって。
イヌトモ訓練の成果で、この頃は自分で興味を持てば、カナデは進んで犬に近寄ろうとする。
ヨシヨシ、良い傾向だ、だって犬なんだから。
ビーグルのケンちゃん、近くで見ると、眼球の大きいこと。柴犬と体の大きさは同じくらいだが、カナデの1.5倍はありそうだ。
「カナデ、挨拶できたね、偉いぞ。」
積極的に自分から行けるようになって一安心。
ジロさんは嬉しいよ。
続いて階段での引き運動ですよ。
ヨシヨシ、いい感じ。後ろ脚の内側にもしっかり筋肉をつけよう。
東の公園でもイノシシの出没の注意書き。
「カナちゃん、いつもの、お仕事お願いね。」
(イエス、、、シャー)
カナデはオシッコをして今日のイノシシパトロールは終了。これから猪肉を食べて、そのうちに尿にも猪の匂いが乗ることだろう。
カナデさん、帰ったら爪切りしようね。