しばいぬメモ ブログ

柴犬のいる暮らし、躾や世話についての日記

里親となって1ヶ月。



2022年1月27日

 カナデさんが我が家にやってきてから、4週間が過ぎ、ジロ&カナのコンビはだいぶ相互理解が進んだように思う。

 お互いの性格、行動パターンは解り合えてきた。


 カナデの当初の躾目標は下記の通り。


1、散歩の際に人の歩調に合わせられるようにする。

2、 四肢をおしぼりで拭かせる。

3、目の周りを拭かせてもらえる。

4、シャンプーをさせる。

5、歯磨きをさせる。

6、爪切りをさせる。

7、耳掃除をさせる。

8、肛門腺を絞らせる。

9、獣医を怖がらない、むしろ好きになる。


 このうち、残る課題は5と9、だけだ。なかなか順調に進んでいるではないか。

 歯磨きだけは相変わらず宿題であり、獣医は近々訪ねてみようと思う。


 仕事に出ようとすると、カナデは眠っていたとしてもスッと立ち上がり、律儀に僕の後ろをついてくる。「ジロさん、仕事行ってくるからね、カナデはマテだぞ。」


 カナデのお見送り場所はいつも階段の下から6段目の左端で定着した。この状態で僕が玄関を出た後も少しの間はじーっと、そこに居るらしい。一度ドアを閉めた後に、「あ、いっけね、忘れ物した。」ドアを開けると、カナデは同じ場所で佇んでいた。


 「じゃ、行ってくるね。」と、再度ドアを閉めると、「キャイ〜ン、キャイ〜ン!」とカナデの切ない声が聞こえてくる。いつまで鳴いてくれるのだろうか。成犬になったら黙るかもな。

 

 ジロ&カナ、若犬とオジサンの図。


 こちらは先代犬の秋田犬・天鵬号と。オジサンとオジサンの図。


 夕方の散歩で知人の家の前を通る時に、もしや在宅かもな、と思って電話をかける。「もしもし、今、ちょうどお家の前にいます、例の黒柴と一緒ですよ。」すると、知人はこの家の愛犬を連れて出てきてくれた。


 臆病なカナデは巻き尾を下げて(ヒ〜、怖よう)

と後退する。「ソル君、こんにちは。カナデっていう名前ですよ、宜しくね。」ソル君はラフな毛質のミックス犬で、ゴキゲンな性格。

「カナデ、怖くないから挨拶してごらんよ。」



 海岸やドッグランでの犬達との交流を経験させてきた成果か、相手の犬と馴染むまでの時間が短縮されつつあるように思う。おっ、大接近!


 いいぞ、カナデ、その調子だ。


 この日の体重は8.3キロ、一週間前の体重は8.0

キロで300グラムの増加、と。メモ。