しばいぬメモ ブログ

柴犬のいる暮らし、躾や世話についての日記

うみ、ウミ、海、そして山。



2024年3月13日

 よく晴れた朝、西の浜と向かう。


「今日は、うみ、に行こうか?」

(ハイハイ、行きます、うみは大好き。


 石を拾って、、、ビューン!



 


 得意げに走り、周る。 


 春はワカメの季節。

ジロさんはワカメが打ち上げられていないか、

キョロキョロ。

 今日はまだダメだ、収穫は無し。



2024年3月14日


 夕方散歩。

「カナ、今日もウミに行くの?」

(行く行く)


「じゃあ、砂利の浜へ行こうよ。」

 

 3月の半ばになると、さすがに春霞だ。



「カナ、犬友、いないね。」




(ほんと、どこにもいないわ)



 今度は休日の夕方に来ようね、カナデさん。



2024年3月17日

 日曜日の夕方散歩。


「カナデ、今日こそは海に犬友来ていると思うよ。」



 風もなく穏やかなお散歩日和。

浜には人も犬も大勢居た。


「カナデ、ほら、黒柴ちゃん来たよ。」



「あれ、挨拶しないねえ。」


 石掘りに夢中なカナデは全くお構い無し、

「ほら、犬友、行っちゃうよ、いいの?」


穴掘りモードに入っちゃうと、そこに集中力を注ぐよね。



 (ん?あ、雪丸くんだ!これは無視できない)


(でっかい白いおじさん、こんにちは!)



(おや、チビ黒のカナデちゃん、こんにちは。)


(ホントに来ちゃったわ、呼んだのアタシだけど何度見ても顔が大きいから尻尾下がっちゃうな、ヒイッ)



 グレートピレニーズの雪丸くんは9歳の優しいお爺さん。


「カナちゃん、何度も会っていて好きなのに尻尾下がっているよ。」



(そんなこといっても、近くで見ると迫力あるのよ、ほら、でもアタシ大丈夫でしょ)



2024年3月19日

 このところ、海にばかり行っていたから、

そろそろ山へイノシシパトロールへ行こう。


 この辺りでも目撃情報があったと町の張り紙を見た。



 温帯常緑樹が茂る、原生林の面影を残している。


 「カナデ、嬉しそうだね。」

(ここは初めて来たわ、ワクワクする)



「なんだか獣道みたいな脇道が山頂に続いているよ、この先はどうなっているかな、行ってみよう。」



 あっ、子供の秘密基地を発見!



 うーむ、よく出来ているな、大人の仕業かもだな。


「カナちゃん、中を見てきて。」

(特に異常はナシよ)


 面白い所あったね、また来てみよう、カナデさん。