三寒四温。
2022年2月20日
雨上がりの朝、カナデさんと日課の散歩。
寒さの中にも春の兆しがちらりほらり。
「カナデ、これはね、梅だよ。」
カナデは5月生まれだから、梅は初めてなはずだ。僕はカナデを抱き上げて、白梅の花の枝に鼻先を近づける。芳香を感じて(クンクン、クン)
しまった、両手がふさがってカナデさんの写真が撮れないや。
「カナちゃん、ほら、綺麗だよ、これはなんだ?」
(お野菜かな、食べられそう)
「ダメダメ、齧っちゃダメだよ!」
(そうなの?)
「カナデは食いしん坊だなあ。それは葉牡丹。」
散歩の途中で、昨日会ったビーグル犬のケンちゃんにバッタリ会った。今日は2回目だから、互いにより安心して挨拶を交わす。
おう、よしよし、カナデ、だいぶ犬らしくなってきたね。
そう、そう、昨日は3回目の爪切りしたな。
カナデは怒りはしないけれど、嫌いな行為には違いなく、逃げようともがくから3箇所が限界だった。
黒胡麻みたいだな。前脚の両親指と、右の薬指の爪切りをした。この、イヤイヤの抵抗はカナデはそのうち諦める、というか観念しておとなしく切らしてくれるのだろうか?
生涯変わらないような気がするけれど、あまり間を空けずに続けて行こう。
「ねえ、カナデさん。」
(ジロのバカ、指カジカジしてやるわ)