しばいぬメモ ブログ

柴犬のいる暮らし、躾や世話についての日記

もうすぐ、大寒。



2024年1月16日


 夕方散歩、イヌトモとは会わずじまいで帰りたくないカナデ嬢。



 (え〜、つまんないの)



 空気は水蒸気が多めでモヤがかかっている。


 はい、帰りますよ、カナデさん。



2024年1月17日


 朝散歩は西の浜へと向かう。



 スッキリ快晴だ。もうすぐ大寒なのに指先はそれほど冷たく感じない。



 (やったー、竹よ〜)

カナデは絶好調。孟宗竹の切れ端を拾って走り回る。



 (ハア、ちっと疲れたわ)



 (イヌトモ、来ないかなあ)


「カナちゃん、石川県の実家に写真送るから、こっち見て。」


 そう石川県、能登の皆さんが平穏な生活に早く戻れますように、と西の方角に想いを馳せた。

「はい、じゃあ撮るよ。」

(1回だけよ) 

「パシャッ」

 うん、良く撮れたよ、カナデさん。


鼻が、真っ黒。



2024年1月14日


 朝散歩は公園の定点撮影ポイントから。

よく晴れて空気が澄んでいる。



 (あ、鳥が飛んでるわ)と、行方を目で追うカナデ。



 カナちゃん、ホント鼻が真っ黒だね。


 上手に写真撮れたから遊んでいいよ。



 程よい大きさの枝を拾って

 タッタカ、タッタカ。



 よっこいしょ、っと伏せてからのカジカジモードへ突入。


 「カナちゃん、そろそろ帰りたいんですけど。」

 (さっき、ジロさんは遊んでいいって言ったもん)  ボキッ、と音を立てて齧り続ける黒柴イヌ。


 まだまだ破壊活動が好きだね、カナデさん。


あなたのお名前は、なあに?



2023年1月13日


 朝散歩に西の浜へ向かう途中。あれ、あの犬は見覚えあるぞ、と思った。


 ご近所の住宅地探検と言うか、まだ歩いたことのない所をカナデと歩いていると、物静かなグレーのむく毛が立ち上がった。この犬はハスキーだろうか、尻尾が巻いているからアラスカンマラミュートなのだろうか。


 下腹部も被毛に覆われて性別もよくわからない。

 おとなしくて、フレンドリー、体が大きい。

そして名前が知りたいと思った。


 カナデはそこのお宅の外構フェンスに鼻を突っ込んで(おはよう、おはよう)と挨拶している。


 カナデに訊けば牡か牝か、歳はどれくらいかは教えてくれるかも知れないが、悲しいかな、それを聞き出す手立てはない。



 今朝は運良く飼い主さんとお会いできた。

(アタシ、知っているわ、好き好き)

と、喜ぶカナデ。


「おはようございます。いつもお宅の前を通る時に、ウチの柴犬、カナデといいますけれど、挨拶させてもらっているんですよ。ずーっとお名前を知りたかったんです。」


 「へえ〜、そうなんですね。スターク、といいます。」


 「スターク!女の子ですか?男の子ですか?」

 

 「牡で5歳になりました。」



(アタシはね、カナデ、2歳8ヶ月よ、飼い主さん)

 「いい子だねえ。」と言われつつ、カナデは飼い主さんに頭を撫でてもらった。


「いつも仲良くさせて頂いているんですよ。スターク君、お名前を知ってスッキリしました。ありがとうございました。」


 と挨拶してその場を離れた。


 しばらく歩いて、しまった!犬種の謎が解けていないことを思い出した。ハスキーかマラミュートなのか。そこが問題だ。


 今度会ったら尋ねてみるよ、カナデさん。