ここにもいたよ、ジロー。
2022年10月15日
晴れ。
公園では土曜日には犬達が多く来るから、カナデさんを車に乗せた。
「カナちゃん、公園に行こうね。行きたい?」(ヒンヒン)「そいじゃ、発進。」
と、向かってみたものの、「ナヌ!今日は防災フェスタの準備で立ち入り禁止だとお。」
カナデは後部座席で(クンクン、クーン、えー降りたいよ〜)
「カナちゃん、ごめん、プラン変更だ。」
隣町の公園を目指す。
「お待たせ。」車から降ろすと、グイグイと前のめりでリードを引くカナデ。
リードをロングモードに切り替えれば、(わーい)と、走り出した。
「だいぶ、草が秋っぽくなったねえ。」
(ン?ジロさん何か言った?)
次は犬探しに行くよ。
公園内を歩いていると、前方に赤柴を発見。
お、男の子だね、しかもカナちゃんが好きなオジさんの柴くんだよ。
「はじめまして、牝のカナデです。そちらのお名前は〜」と、言いかけるとハーネスにぶら下がっているネームプレートが目に入った。
「えっ!お名前はジローくんですか?」
相手の女性の飼い主さんは「そうです。」と答えた。「僕の名前もジロウなんですけど。」
「キャハハ!」と、笑われてしまった。
まあ、確かに犬にありがちな名前ではあるが、犬のジローくんと遭遇するのはこれで三度目だよ。
「カナちゃん、こちらもジロさんだってよ。」