八重桜は見頃に、ツツジはもう少し。
2022年4月12日
連日初夏のよう。
暑さに黒柴カナデの舌は出がちになった。
一連の桜の開花のシンガリは八重桜。
見事に咲いている。
ツツジの丘の見頃は、もう少し先か。
散歩に出ればいつも機嫌の良いカナデさん。
うっかり僕が忘れ物をしたり、ドアの鍵を閉め忘れて家に引き返したとしても、特に文句を言うわけでもなく素直に付き従うのがカナデである。
これは実に助かる。
しかし、先代の秋田犬では、そうはいかない。
家を出て20歩進んだところで、「あ、いけね、お散歩バッグを玄関に忘れてきた、テン(先代犬の愛称)、ごめん、ちょっと戻るよ。」
(いやだ、絶対いやだ、戻らない。散歩に行くって言ったじゃん)と、頑として動かない。
「散歩には行くから、忘れ物取りに行くだけだから。」
テンはアスファルトにペターと伏せをして実力行使。(何が何でも、散歩に行くのじゃ、帰らん)
「お願いだから、ちょっと戻るだけだよ。」
(仕方ねーな、戻ってやるか、ヨッコイショ)
と、ようやく立ち上がる。
玄関にようやく返って散歩バッグを取り上げると、「テン、これを忘れたから戻ったんだからね。」目の前にバッグをかざして理由を理解させた。
この忘れ物を取りに戻る、については何度か経験した後にようやく秋田犬も付き合ってくれるようになった。
柴のカナデは素直についてくるが、戻った理由は今でも説明している。
昨日は狂犬病の予防接種に獣医に行った。
カナデの注射に立ち会うのは、僕が里親になってから初めてである。
怖がりのカナデさん、注射は暴れないで受けられるのかな?
結果は、注射もフィラリアの検査の為の採決もすんなりできた。チクっとした痛みによく耐えた。
ジロさん感心したよ。
カナデ、偉かったね。