春は、眠し。
2022年2月28日
「スピ〜、スピ〜」と、寝息を立てて爆睡するカナデ。
ようし、シャッターチャンスか、と近づくと、
カナデは目を開けた。バレたか、敏感だな。
ちょっぴり散歩先で緊張したから、反動でリラックスモードかな。
散歩先での事、茂みの奥でカサコソと生き物の気配に「グフッ、グフッ」(怪しい、怪しぞ)
と、反応するカナデ。
渡り鳥かコジュケイか、野鳥が枯葉を踏みしめる音が気になっている。首を上げてみたり、傾げてみたり、かと思ったら慌てて後退してゴチッと頭をぶつけた。
「カナちゃん、大丈夫だよ、ビビリィだねえ。頭痛かったでしょう。イノシシじゃないから。」
「さ、帰るよ。」
2月も、もうお終いだ、ジロさんは確定申告を頑張らんとだから、とっとと帰ろう。