珍しい、柴系犬と柴犬。
2023年11月5日
仕事で山梨県へ出張した折に珍しい犬と出逢えた。
塩山駅前に車を停めたところ、ん?
野生味溢れる日本犬がいるぞ。
柴犬より大きくて実際に猟に出ていそうな雰囲気。
早速飼い主さんに話かける事にした。
「こんばんは。僕は日本犬が大好きなんですが、この犬は川上犬ですか?」
飼い主さんは嬉しそうな顔をして「おー、よくお分かりで、この犬は川上犬の先祖にあたる梓山犬なんですよ。」
「話には聞いたことがあります。こういう犬なのですね。」
「いやあ、精悍なのに人懐っこいですね。」
「1歳の牡の文太郎といいます。人や犬には優しくて野生動物には向かって行きますよ。」
「猟に使っているのですか?」
「この子の父犬は鹿や猪の狩をしていますが、この犬は登山道の整備のお供に連れ歩いているんです。」
「それはクマ避けになっていいですね。」
「そうなんです。」
「お話ありがとうございました」
2023年11月7日
朝散歩は昨夜の強風がところどころ残り雨混じり。傘は壊れそうだからカッパを着て出動。
公園に立ち寄り定点撮影ポイントにカナデを立たせた。涼しくなってきた(11月だから当たり前か)からカナデの舌は引っ込んできたな。
帰宅してご飯を食べたらカナデはゴロン。
「カナちゃん、それ、何の顔?可愛いぶってる?」
(別に、いつもどおりよ)
なんか、企んでいそうだよ、カナデさん。
2023年11月9日
朝散歩にはこれまでカナデを連れて来なかった公園にやって来た。
先代の秋田犬とは何度か来ていたことを、ふと思い出したのだ。
「初めまして。」赤柴ちゃんと会えた。
珍しく毛足の長めの、長毛っぽい被毛の持ち主は6歳の牝のハルちゃん。
ちょっぴり赤毛のスピッツみたいな、小さいハスキーのようで個性的。
「長毛の柴ちゃんって初めて会いました。」
「そうなんですよね、なぜか毛が長めなんですよね。」
モフモフのハルちゃん、ありがとう。
この公園の目玉はサル山があるところ。
カナデにニホンザルを見せようと思った。
(えー、何じゃコリャ、小さいヒトみたいな生き物がたくさん居る!)
と、驚くカナデ。
相手は柵の中だから、お互い特に恐れる様子はなかった。
この後にはウサギやモルモット、孔雀、名古屋コーチン、烏骨鶏などをカナデは見学、秋の遠足気分だったね。
はい、では家に帰ろうかね、カナデさん。