しばいぬメモ ブログ

柴犬のいる暮らし、躾や世話についての日記

里親になって、4ヶ月。



2022年4月30日

 黒柴カナデの里親となって、ちょうど4ヶ月が過ぎた。


 今日はゴールデンウイークらしい久々の快晴。


 昨日遠方よりカナデの実家にあたるご夫妻がお見えになって、4ヶ月ぶりの再会を果たす。


「カナデ〜」との呼び声にカナデは即反応して

南極物語状態に。



 ピョンピョンと跳びはねて、ヒンヒンとは鼻を鳴らし、思わず嬉ションをしてしまうカナデさん。


 僕は反応の様子を予想していたがズバリ的中した。 カナデ、ママとパパに再会できて良かったねえ。


 感動のご対面から一夜明けてお散歩コースの浜へご案内する。


 浜ではいろいろな犬種とカナデは挨拶した。



 初めて会う黒柴牡1歳半とも友好的に接した様子に実家のご夫妻もカナデのその成長ぶりに大満足。黒柴牡と離れた後にも犬友の甲斐犬ポー君に偶然会えて、カナデは喜びを全身にみなぎらせた。


 なんだろ、僕はこれまでの犬友作り訓練に励んできた成果を授業参観で両親に見せるような心持ちだ。そうそう、エライぞカナちゃん。


 「さあ、さあ、再会の記念撮影をしましょう。」




 カナデはとっても嬉しそう。


 波打ち際を駆け回ったり、ひと通り浜で遊んだら、いよいよお別れの時間ですよ。


 「カナちゃん、また会いに来るからね、ジロさんの言うこと聞いて、イイ子で過ごすのですよ。」

 

 ご夫妻に声を掛けられてのご挨拶にカナデは後脚で立ち上がって前脚を上に伸ばしてペロペロで応えた。


 「さあ、カナデ、帰るよ。」僕はリードを引けば、(アイヨ)と、カナデはあっさりと踵を返すと、スタスタと歩き出す。


 カナデは後ろへは一度も振り返らない。僕だけ時折振り返ってお二人に手を振った。


 どうやら新しいボスとして僕はカナデに認めてもらえているらしい。


 カナデ、明日は1歳の誕生日だね。