もうすぐだね、春は。
2023年2月13日
立春は過ぎたとはいえ、寒さは逆戻り。
指先は冷たい雨があたり、朝散歩も修行と言えるな。
近所の公園に立ち寄ると、なにやら「ヒュル、ヒュルヒュル」と音が聞こえる。
その音源は池の近くから。こんな寒い日にカエルが繁殖行動をしている!
カエル達よ、大丈夫か、君たちは両生類だから、きっと体温は気温と一緒でしょうに。
「カナ、あっちからカエルの声が聞こえるから行ってみよう。」(カエルって何だろ?)
「いた!、水の中に見つけた。」
ヒキガエルがドポンと池の中にダイブして池の底で息を潜めている。
「さあ、家に帰ろう。」
カナデが臭いを察知して立ち止まる。
この先にタヌキが住んでいるらしく、夜にこの細道から出入りしているのを僕は何度も目撃している。
「カナちゃん、この奥にタヌキいるみたいだよ、カナデもわかるんだねえ。」(エッヘン!)
粘って待とうするカナデ。
「あのね、タヌキは夜にならないと出てこないから、帰ろうね。」と言ってリードを引く。
月齢が1歳9ヶ月。意思表示、自己主張がしっかりしてきたね、カナデさん。