散歩に急行、仕事終わって。
2022年6月23日
まあまあ、曇り空の一日だった。梅雨明け
前だし想定内。
「カナ〜、お待たせ、めっちゃ急いで帰ってきたよ。」
仕事が終わり、帰り道、高速道路をそれなりにハイペースで走行していたのだが、ふと、バックミラーを見ると、数台後ろに白いセダンがチラリと映った。ん?怪しいな、と思もったら、案の定、それは覆面パトカーだった。スピードメーターに視線を下ろすと、大してオーヴァーでもなく、そのペースを保つと、覆面はピューと追い抜いて行った。ほっ。
「ジロさん、頑張ったし。さあ、散歩に行こう。」
(ワーイ、ワーイ)と、相変わらずの無邪気なカナデ。
「カナちゃん、棒取って来いするの?」
(ほら、早く投げてちょーだい)
浜を見渡して漂着した枝を捜す。お、あったぞ。
「カナデ、投げるよ〜。」
(ほら、楽勝よ)
あまりに興奮すると暑いから休憩じゃ。
もう少し休んだら、帰ろうね、カナデさん。