カナデ、カニと初遭遇。
2022年6月8日
曇り、時々小雨。
カナデさん、今朝は犬カオスの浜に行こう。
(エヘ、アタシ、ここは好きなの)
2、3頭の犬達を見かけたけれど、どのコも許容量が少なく、離れた距離からカナデに吠えてきた。カナちゃん、嫌がっている相手に近付かないように。
「カナ、蟹さんの穴がいっぱいあるね。」
(カニ?って何だろ。)
ようし、ジロさんが蟹を見しちゃる。
岩牡蠣の蓋の部分の貝殻を拾って、これをスコップ代わりに蟹穴を掘り進める。掘っている間はカナデも興味津々で僕の作業を凝視、時々穴の続きや、掘り出した砂の匂いを嗅ぐ。
「居た!」
掘り進めること、深さ約30センチ、蟹さん、見ーつけ。
カナデは生まれてから、おそらく初の蟹対面、
(ナニ!、この生き物?、匂いは?)
と、黒い鼻先を近づけた。蟹は巣を掘り返されて怒っているから、ハサミを振って戦闘モード。カナデの鼻がハサミで挟まれるといけない。
「危ないよ!」と僕は叫んだ。
ビクン、と後退するカナデ。
それでも砂浜の穴の奥にカニが居る事を学習したね。散歩帰りに穴を見つけてはクンクンと匂いを嗅いでいる。
今日の海の色はエメラルドグリーンだね。
防波堤を歩こう。
「カナちゃん、あんまり乗り出すと、海に落っこちちゃうよ!」