ハンドは、反則技。

2025年3月1日
久しぶりの山道散歩。

ウリ坊くらいだったらカナデも捕獲できるかな。イノシシ肉は日頃から食べさせているから匂いは覚えているはず。
山を下ったら、
「カナ、フリスビーやってみる?」

(もちろんよ、早く投げてちょーだい)
カチカチと歯を鳴らして催促するカナデ嬢。
フリスビー(ドッヂビー)のキャッチは今回で3回目だ。
「じゃあ、いくよ。」
(アタシ、得意なんだから、失敗する気がしないわ)
「ソレッ」

着地点に駆けてゆき、

狙いを定めて、

トウッ!

(うわー!)
まさかの失敗だったね。
(今度こそ仕留めるわよ、さ、早く早く)
カチカチ。

まずはダッシュ、

(今度こそは頂きだわ)

(アッ、外した)

(逃すものか!)
咥えるのに失敗すると、執念で即座に前脚でキャッチ。
「カナデ、それは反則技なんじゃないの。」
(いいの、いいの、仕留めたことには違いないじゃない)
咥えたドッヂビーを8の字に振り回してから両前脚で押さえてトドメのカジカジ。
「だから、破いちゃダメなんだよ、遊べなくなっちゃうから。」
すぐに返してちょうだいね、カナデさん。