しばいぬメモ ブログ

柴犬のいる暮らし、躾や世話についての日記

やっと会えた、此方さま?



2023年2月3日

 寒い節分の日の夕方に心温まる出来事が起きた。


 かねてよりカナデが慕っていた牡のやや薄い色の被毛を持つ赤柴さんと初めて路上でバッタリ。お名前はアップくんという。



 おそらく、アップくんと最後に会ったのは昨年の5月であったと思う。あの日から9か月が過ぎていた。それまでは時々彼はお家の庭に居て、カナデは散歩の途中で柵越しに挨拶をよくしていた。しかし、ある時よりさっぱりアップくんは姿を消したのだった。

 



「クウ〜ン」鼻を鳴らすカナデであったが、ある日にちょうどアップくんの家の前を通りかかると、そこの住人が出てこられたので尋ねてみた。


 「あのー、いつもお庭に牡の柴ちゃんが居たと思うのですが、最近は見かけませんね。」

すると、「ああ、あれは北陸に住む兄のイヌでして今はそっちに行っています。」と仰る。

 どうりで会えない訳だ。


 カナデは、そこの家の前を通る時には必ず背伸びをして庭を覗き込んでは落胆していた。


 9か月ぶりにアップくんと会ったのだが、路上で瞬間的にカナデは認識した。よくぞ見分けがつくなあ、と感心する。


 「よかったねえ、カナデ、アップくんに会えて。」


 「それでは、また。」と、アップくんと別れる。数分後に彼の家の前を通るときに、カナデは立ち止まって僕の顔を見て(ジロさん、ほら、ここよ、ここのお犬さまよ)と僕に一生懸命に伝えようとしている。


 「カナちゃん、わかっているよ。さっきアップくんと会ったよね。きっとまだ散歩に出たばかりで帰ってきてはいないよ。」と、カナデを諭した。


 今週はブログの更新が出来なかったので、

メモ代わりに写真を貼っておこう。


2023年1月31日

 朝散歩は西の浜。風はそこそこあり波も強め。



2023年2月1日

 晴れ。水仙の花はもうお終いのほう。

朝散歩の途中で公園に寄る。



2023年2月2日

 滅多に来ない公園へ車に乗せてやってきた。

カナデはドライブが大好き。僕が運転席に乗り込み自分のシートベルト装着するとカナデは小さい声で「ハヒーン」と声を発している。まるで「さあ、出発!」と、言っているかのよう。

 


 そして2023年2月3日曇り空。

夕方散歩で此方さまのアップくんと再会したとメモ。また会えるといいねえ、カナデさん。